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みちる

こんにちは、みちるです!
今日は僕が唯一飽きずに続けてきた趣味、
コスプレについて聞いて貰いたいな。

僕がコスプレという文化に触れたのは、中学1年の頃でした。
友人のお母さんが経営なさってるカフェに行くはずが、たまたまやっていたコスプレイベントのポスターに心を奪われ道草をくったのが始まりです。
なんだか分からないけどアニメのイベントかな?と思い足を踏み入れようとしたのですが、ここで問題が。
入場料がかかるのです!!
今考えれば当たり前なのですが、まだ幼かった僕らは自分で入場料を払うなんて経験があまりなかった為すごくショックを受けました。
当時、僕の家はお小遣いなんて貰えなかったので当然手持ちもありません。
会場前でガックリしていると気づいた女性スタッフの方が声をかけてくださいました。
僕らが訳を話すと、優しいスタッフの方は「見学」
という形で僕らを快く入れてくださいました。
今考えると本当に凄いことですよね…

中にいれてもらうとびっくり。
大好きなアニメキャラクター達が生きてソコにいたんです。
キョロキョロと辺りを見回す僕らにスタッフのお姉さんはカメラを貸してくれました。
好きなアニメのキャラクターが居たらお願いして撮らせてもらいな!
お姉さんにそう言われて初めて持った一眼レフカメラ、すごくずっしりしていたのを今でも覚えています。
お姉さんに言われた通り僕らは写真を撮らせて頂くべく、会場内を歩き回りました。
すると当時ハマっていた某国擬人化アニメのキャラクターがいたのです。
僕はもじもじしながらもお声がけをし、無事撮らせて貰えました。
中学1年生くらいの右も左も分からない小さな子供に嫌な顔1つせず、楽しく会話までしてくださったコスプレイヤーさん。
本当にキラキラ輝いてみえました。
コスプレイヤーさんだけじゃありません、優しいお心遣いで中に入れてくださったスタッフさん、カメラの触り方を教えて下さりコスプレもしてない僕らを撮ってくださったカメラマンさん。
みんながキラキラしていて本当に素敵な方々でした。
僕はその日はじめてコスプレに触れ、どっぷりとその世界に浸ったのです。

コスプレ衣装をサンタさんにお願いしました。
はじめはメイクなんてやったことないので母にお願いしたりして、家で撮影しました。
ウィッグのセットなんて目も当てられません…。
はじめてのコスプレイベント参加はHUNTER × HUNTERのゴン。
ウィッグセットの仕方を必死に調べ、母と一緒に作りました。
何故か黒柳徹子さんになりました。
でもいいのです、楽しい。
とにかくコスプレが楽しくて仕方ありませんでした。
出会う素敵なレイヤーさん達、カメラマンさん達、スタッフのみなさん…色んな人に支えられて僕はここまで成長しました。
コスプレをはじめて今年で10年。
色んなことがありました、良いことも悪い事も。
今でもコスプレが楽しくて仕方ありません。
そしてその延長線でMystiqueという素敵な場所にも出会えました。
あの日出会えた素敵な方々に感謝しながら、僕は今日も衣装に袖を通します。

これからも僕のレイヤーとしての、人としての成長を見て貰えたら嬉しいです!

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